top of page
南の島の浜辺のイラスト

更新情報

お気楽島には、よくウマさんというボランティアの方が来てくださいます。ウマさんは利用者さんに大人気!先日もあれこれ会話をされている中で「ウマ」から派生して「ロバ」の話になりました。そこで出てきた話題が「ロバのパン屋」。するとネット検索が得意なコウくんが、早速、情報収集を開始されたのです。すっかり「ロバのパン屋」にはまってしまったコウくん。ここ数日はこのテーマで持ちきりです。

そこで「ロバのパン屋」についてのレポートを書いてみませんかと職員が持ちかけたところ、何度も読み直したり書き直したりしながら下記の文章を作成されました。絵と共にぜひご覧ください!




ロバのパン屋は昭和20年〈1945年〉に本社のある京都から始まりロバが車をけん引してパンを販売していました。その後、大阪、名古屋、東京、千葉など全国に170の店舗が出店。

しかし、高度経済成長期に入るとロバのけん引する販売は終了、現在は車での販売に置き換えられています。あの懐かしい「ロバのおじさんチンカラリン」の曲を流しながら移動販売車が巡回します。チョコレートパン、アンパン、チーズパン、ジャムパン、レーズンパンなどが車に並べられ、たくさんの人が買いに来ます。ロバパンの歌は「いちごくらぶ」という女性3人組の曲でCMもあります。現在は三重県、岐阜県、徳島県、高知県に店舗があります。しかし移動販売は大阪や金沢、福岡などにも来ることがあります。ロバパン本舗という店舗が北海道にありイオンモールや百貨店などにも出店しています。ロバパン本舗は福岡県北九州市にも店舗がありロバのパン屋さんをそのまま引き継いでいます。山口県宇部市と北海道札幌市にロバパン本舗の出張所があり当時の自転車やロバがけん引していた頃の写真などが展示されています。昭和から続くロバのパン屋、きっとこれからも存続していくことでしょう。




1月なので施設長の桂福点さんの顔を福笑いにしてみました。

眉毛をこち亀の両津勘吉みたいな眉毛にしました。すごく眉毛が剛毛なので、両津勘吉の眉毛とiPadで画像検索をしてその画像を上から写して書きました、出来上がった後に職員の人に見せると大爆笑していました。福点さん本人に見せると「男前やろー」と言っていました。眉毛がカモメみたいになっています。(本人の許可を取っていますのでご安心下さい)


注:福点は全盲です(職員)






年が明けてしまいましたが、改めまして昨年12月23日に楽しく盛り上がったクリスマス会の様子をお伝えいたしましょう。


この日のお気楽島は、朝から何やらいつも以上の盛り上がりを見せておりました。それぞれの出し物はかなりの水準でレベルアップ。皆さんも自信たっぷりモードです。お気楽島の室内では、スタッフと島のみなさんと一緒に作り上げた飾りがピッカピッカ。ワクワクドキドキでオープニングです。司会はハカセ。いきなりの名調子です。


つづいて皆でクリスマスの歌を熱唱。

つづいてぜんさんの手話クイズ。これは感動でした。ぜんさんの障がいは決して軽いとはいえません。心の中の葛藤を常に抱えながらもなんとかコミュニケーションを自ら広げようと日々努力されています。そのぜんさんが言葉に加え、新しいコミュニケーション手段として手話を覚え、クリスマスで手話クイズの出題に挑戦されたのです。島の仲間で過去に手話をやった方と、手話の堪能な職員がサポートしながら盛り上がったクイズでした。


その後は個人芸が目白押しで。事前に動画撮影したものを皆さんで一緒に見ました。

ちえちゃんの弾き語りによる、じゃりん子チエの歌、そしてルパン三世のエディング。これがもう、声そのものがじゃりん子チエに似ている!中山千夏さんもきっと絶賛するであろうというぐらい、そっくり大賞でした。


はるみさんは、山本リンダを大熱唱。「困っちゃうな~」とちょっとお色っけぽく歌われ、思わず聞いている方も、思わずこまっちゃうな、ドキリ。来年は何を歌ってくださるのか今から楽しみです。


司会者のハカセが昨年に続いて司会とは別に落語も披露。「たぬきの札」現代版、セリフを読みながらではありましたが、博士の声質がもう完全に落語家。そして、しゃべりだすと、どこの大師匠やねんというような間のとり具合で、驚きの一席でございました。


毎年お馴染みのコウくん。お得意の車掌さんものまね。今回はなんと電車の中でタチの悪い三人の酔っぱらいからいろんな質問を浴びせかけられるというコントもあり、なかなか面白い内容でした。スタッフが車掌さんの帽子と腕章を製作。かなりいい感じの衣装になっていました。


そしてこの度、5人のお気楽島の皆様による「西遊記」を上映しました。衣装も道具も凝りまして、なつかしい読売テレビの西遊記をほうふつとさせたかどうかは分かりませんが、お気楽な西遊記になりました。

孫悟空を演じてくれたのはなおきさん。最近、絶好調の感じがあふれており、なんかええ感じの孫悟空になっておりました。こんな悟空いたら、なんでも頼りたくなります。

猪八戒のコウくんはむっちゃかわいいという評判。台詞もなかなかいい感じで、宿屋を探すシーンでは「かわいい看護師さんがいる宿屋がいいな」の言葉に大爆笑でした。

そして主役の沙悟浄はハカセ。「えええ、主役は悟空じゃないの」と思われる方も多いかと思いますが、お気楽島の西遊記では、沙悟浄がストーリーの提案をしてくれたこともあって、カッパが今回の主役になりました。この沙悟浄は八面六臂の活躍で、妖怪ピラニアンまで演じてくださって大うけでございました。

三蔵法師はチエちゃん。もともと音楽が得意なちえちゃんですが、夏目雅子さんのイントネーションを耳コピ。丸っきりあんな感じで台詞を言ってくださり、お気楽島版・西遊記の格調を高めてくださいました。

さらにもう一人、悪徳商人を演じてくださったのは、はじめ師匠。やけにぴったりの役者。普段は音楽家として活躍されているのですが、もともとのひょうきんな性格が全開。実に悪徳商人の味わいが出ておりました。今回は映像の加工に随分と力を入れまして、パソコンが得意なスタッフが大活躍をしてくれました。


昼食はおいしい鳥の料理に、ドイツのお菓子シュトーレン。クリスマス気分全開です。



昼ごはんの後は、職員によるクリスマスの本当の意味についてのお話でした。これが大変、心温まるもので、ほっこりとしつつ、世界に目を向けようと気持ちが広がるひとときでした。


午後からはあきらさんのピアノ演奏。今回はなかなかすっと弾いていただけなかったのですが、弾いていただくまでのスタッフとの妙な掛け合いも一つのパホーマンスとして発表。

これまたウケウケで、楽しくピアノが響きました。


しばらく入院していたひろこねえさんが滑り込みで参加ができたので、みんな嬉しくて仕方がありませんでした。そして「パプリカ」を大熱唱。パワーアップしたひろこねえさんの姿がまぶしかったです。


その後は皆さんでクリスマスケーキをつくっていただきました。


クリスマスと言えば、あの人が表れなくては話になりません。そうです、フィンランドからのお客様サンタクロースです。即席のユニット「おはやしーず」によります、三味線とトイサックスに合わせてサンタさんがご登場。今回は事業所のナースサンタさん。プレゼントの袋の中には コールゲンコーワ、陀羅尼助、パンシロンに、クララ…ということはなく、素敵なプレゼントをたくさん届けてくださいました。ほっこり気分のひとときでした。


島の仲間がひとりでもいないと何かさみしいと皆で話ができる…そんなお気楽島。2023年もよいクリスマスが迎えられるように、皆でさまざまなとりくみに挑戦していきたいと思います。

bottom of page