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コウくんのレポート~ロバのパン屋~

お気楽島には、よくウマさんというボランティアの方が来てくださいます。ウマさんは利用者さんに大人気!先日もあれこれ会話をされている中で「ウマ」から派生して「ロバ」の話になりました。そこで出てきた話題が「ロバのパン屋」。するとネット検索が得意なコウくんが、早速、情報収集を開始されたのです。すっかり「ロバのパン屋」にはまってしまったコウくん。ここ数日はこのテーマで持ちきりです。

そこで「ロバのパン屋」についてのレポートを書いてみませんかと職員が持ちかけたところ、何度も読み直したり書き直したりしながら下記の文章を作成されました。絵と共にぜひご覧ください!




ロバのパン屋は昭和20年〈1945年〉に本社のある京都から始まりロバが車をけん引してパンを販売していました。その後、大阪、名古屋、東京、千葉など全国に170の店舗が出店。

しかし、高度経済成長期に入るとロバのけん引する販売は終了、現在は車での販売に置き換えられています。あの懐かしい「ロバのおじさんチンカラリン」の曲を流しながら移動販売車が巡回します。チョコレートパン、アンパン、チーズパン、ジャムパン、レーズンパンなどが車に並べられ、たくさんの人が買いに来ます。ロバパンの歌は「いちごくらぶ」という女性3人組の曲でCMもあります。現在は三重県、岐阜県、徳島県、高知県に店舗があります。しかし移動販売は大阪や金沢、福岡などにも来ることがあります。ロバパン本舗という店舗が北海道にありイオンモールや百貨店などにも出店しています。ロバパン本舗は福岡県北九州市にも店舗がありロバのパン屋さんをそのまま引き継いでいます。山口県宇部市と北海道札幌市にロバパン本舗の出張所があり当時の自転車やロバがけん引していた頃の写真などが展示されています。昭和から続くロバのパン屋、きっとこれからも存続していくことでしょう。




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